薬屋のひとりごとアニメ小説の違い簡単に解説!続きはここから

こんにちは。漫画ワールドドットコム、運営者の「アキラ」です。
アニメ『薬屋のひとりごと』を見て、その圧倒的な映像美とミステリアスなストーリーにすっかり魅了されてしまったという方は多いのではないでしょうか。実は私もその一人で、毎週の放送が終わるたびに「早く続きが見たい!」「謎の真相はどうなっているんだ?」とテレビの前で悶絶していました。それくらい引き込まれる作品ですよね。
しかし、アニメを見終わった後にふと気になるのが、原作との「違い」です。「映像があんなに綺麗だったけど、原作小説だともっと細かい心理描写があるのかな?」「なろう系のWeb版と書籍化されたライトノベル版では内容が異なると聞くけど、実際どう違うんだろう?」といった疑問を持つ方は非常に多いです。特に、アニメから入ったファンにとっては、原作が複数あること自体が少し複雑に感じるかもしれません。
また、アニメは原作のどこまで進んでいて、続きは何巻から読めばいいのかも知りたいところですよね。中には「重要なシーンがひどい改変をされていたり、バッサリとカットされていないか」と心配な原作重視派の方もいるかもしれません。さらに、漫画版も2種類あるのでどっちを読むべきか迷ってしまう……そんな悩みを抱えているあなたのために、この記事を執筆しました。
この記事では、アニメと小説(Web版・書籍版)の決定的な違いから、漫画版の選び方まで、ファンの疑問を一つずつ徹底的に、そして分かりやすく解説していきます。
- アニメと原作小説の決定的な違いや、カットされた要素の真相
- Web版(なろう)と書籍版のどちらを読むべきかのファイナルアンサー
- アニメの続きを楽しむための最適な巻数と、2種類の漫画版の選び方
- 作品を最もお得に楽しむための電子書籍サービスの活用法

薬屋のひとりごとのアニメと小説の違いを簡単に解説
まずは、多くのファンが最も気になっている「アニメと原作小説の違い」について、ストーリーの構成、キャラクターの描写、そして演出面から詳しく見ていきましょう。結論から申し上げますと、アニメの完成度は非常に高く、原作ファンも唸る出来栄えですが、媒体の違いによる表現の差は確実に存在します。どちらが良い悪いではなく、「楽しみ方の種類が違う」と捉えるのが正解かもしれません。それぞれの魅力を深掘りしていきましょう。
なろうWeb版と書籍小説の大きな違い
『薬屋のひとりごと』という作品を深く知ろうとした時、最初にぶつかる壁が「原作が複数ある」という問題です。具体的には、誰でも無料で読めるWeb版(いわゆる「小説家になろう」版)と、書店で販売されている書籍版(ヒーロー文庫)の2種類が存在します。ここを混同してしまうと、「アニメと話が違う?」という混乱を招く原因になります。
Web版はあくまで「原石」の状態
「小説家になろう」で公開されているWeb版は、作者の日向夏先生が「勢い」や「ライブ感」を重視して執筆されたものです。そのため、読者の反応を見ながら展開が変わることもあり、非常に面白いのですが、長期連載ゆえに初期の設定と後期の展開に一部矛盾があったり、キャラクターの性格が定まりきっていなかったりする部分も散見されます。特に初期の猫猫(マオマオ)は、書籍版に比べるとかなり性格がドライで、毒気が強く、他者への関心がより薄い印象を受けるかもしれません。
書籍版(ラノベ)は「完成された宝石」
一方で、アニメの原作となっている書籍版(ライトノベル)は、Web版をベースにしつつも、プロの編集者の目を通し、大幅に加筆修正が行われています。ストーリーの整合性がしっかりと取られており、伏線の張り方や回収のタイミングも洗練されています。文章のリズムも整えられているため、小説として非常に読みやすくなっているのが特徴です。
さらに重要なのが、Web版にはない新しいエピソードやキャラクターが大幅に追加されている点です。例えば、とある重要なキャラクターの登場シーンや、猫猫と壬氏の関係性を深めるイベントなどは、書籍化の際に書き下ろされたものが多く含まれています。文庫版だけのオリジナルエピソードも多く、物語の厚みが段違いです。
Web版を読んでからアニメを見ると「あれ、話が違う?」「このキャラ、こんなこと言わないはずじゃ…」と混乱する可能性がありますが、書籍版ならアニメの世界観と完全にリンクします。

アニメは原作のどこまで進んだか解説
アニメ第1期(全24話)を見終わって、「続きが気になる!早く先を知りたい!」と悶えている方は非常に多いと思います。私も毎週楽しみに見ていましたが、最終回のあとの「ロス」は凄まじいものがありましたね。では、アニメは具体的に原作のどこまでを描いたのでしょうか。
アニメ1期は贅沢な尺の使い方をしている
アニメの進度としては、ライトノベル(書籍版)の1巻から2巻の内容までが描かれました。ここが驚くべきポイントです。一般的なラノベ原作アニメだと、1クール(12話)で3〜4巻分を詰め込むことも珍しくありません。テンポを早くして、派手なシーンだけを繋いでいく手法です。しかし、『薬屋のひとりごと』は2クール(24話)かけて、たったの2巻分しか進めていないのです。
これはつまり、「原作のエピソードをほとんどカットせず、丁寧にじっくり描いた」という証拠でもあります。だからこそ、あの濃密な世界観や、キャラクターの細かい感情の機微が再現できたわけですね。公式情報を確認しても、この作品がいかに原作を大切に扱っているかが分かります。
(出典:『薬屋のひとりごと』公式サイト)
続きは「3巻」から読めば完璧
ストーリーは非常にキリの良いところで終わっているので、続きを知りたい方は小説の3巻から読み始めればスムーズに話がつながります。アニメのラストシーンで描かれた猫猫の舞や、壬氏とのやり取りは2巻のクライマックスに該当します。
アニメにひどいカットシーンはあるのか
原作ファンとして、あるいはこれから原作を読もうとしている方として一番気になるのが、「アニメ化で重要なシーンがカットされていないか」「ひどい改変で別物になっていないか」という点ですよね。原作レイプなんて言葉もありますし、心配になる気持ちはよく分かります。ですが、この点に関しては、自信を持って「安心してください」と言えます。
原作リスペクトが凄まじい構成
先ほど触れた通り、アニメ版は2巻分の内容を24話かけて描いています。1冊につき1クール(12話)を使っている計算になりますから、尺にはかなり余裕があります。そのため、ストーリーの大筋を変えるような大きな改変や、ファンが激怒するようなオリジナル展開はほぼありません。むしろ、原作の行間を埋めるような丁寧な描写が多く、原作者へのリスペクトを強く感じる作りになっています。
時系列の「シャッフル」は演出上の工夫
ただし、細かい部分での変更はあります。アニメという媒体は、30分の枠内で視聴者を引きつけ、次週も見てもらうための「引き(クリフハンガー)」を作る必要があります。淡々とエピソードを消化するだけでは、アニメとしての盛り上がりに欠ける場合があるからです。
その構成上の理由から、小説内の短編エピソードの順序が一部入れ替わっている箇所があります。例えば、ある事件の解決編が少し後ろに回されたり、伏線となる小話が先に提示されたりといった具合です。ですが、これは物語の整合性を崩すものではなく、「アニメとして最も面白く見える順番」に整理された結果ですので、ネガティブに捉える必要はないかなと思います。むしろ、「ここでこのエピソードを持ってくるのか!」という驚きがあり、構成の妙を感じさせられました。
猫猫の独白とミステリー要素の描写の違い
ストーリー展開は忠実ですが、小説とアニメで決定的に違うのが「情報伝達の手段」です。特に主人公・猫猫(マオマオ)の描き方には大きな違いがあります。ここが小説を読む最大のメリットとも言えるでしょう。
小説は「脳内会議」が止まらない
小説版の最大の魅力は、猫猫の膨大な「独白(モノローグ)」にあります。彼女は常に頭の中で何かを考えています。薬草の効能、毒の成分、宮廷内の人間関係のパワーバランス、そして壬氏に対する辛辣すぎる評価……。

小説では、彼女の思考プロセスが論理的かつ詳細に文章化されています。ミステリーの謎解きにおいても、「Aという事象とBという証拠から、Cという結論が導き出される」という過程が、まるで科学論文のように緻密に語られます。この「理系女子の脳内を覗き見ている感覚」こそが小説の醍醐味であり、アニメでは表現しきれない情報の深さです。
アニメは「表情」と「間」で語る
一方でアニメでは、映像的なテンポを優先するために、こういった長文の独白は必要最低限にカットされています。もし小説の文章をすべてセリフにしたら、ずっと猫猫が喋り続けているだけのアニメになってしまいますからね。
その代わり、アニメでは説明的なセリフを減らし、悠木碧さんの絶妙な声のトーンの変化や、呆れた表情、そしてコミカルなデフォルメキャラ(ちびキャラ)の動きなどで「語らずして伝える」演出がなされています。「うわぁ…」という一言に込められたニュアンスで、小説の数行分の感情を表現しているのは流石としか言いようがありません。
アニメオリジナルの演出とビジュアルの魅力
小説では読者の想像に委ねられていた部分が、アニメでは圧倒的なビジュアルとして具現化されているのも大きな違いです。ここはアニメスタッフの腕の見せ所でした。
色彩がもたらす情報の追加
特に印象的だったのが「園遊会」や「牛黄(ゴオウ)」が登場するシーンです。小説では「豪華な衣装」「異様な物体」と文字で書かれていても、具体的な色や輝きまでは読者の想像力次第でした。
アニメでは、色彩設計や撮影処理によって、後宮の煌びやかさや、毒々しいまでの美しさが視覚情報としてダイレクトに脳に入ってきます。特に、物語のキーとなる「鳳仙の舞」や「青い薔薇」のシーンなどは、アニメならではの色彩表現によって、小説以上のインパクトと説得力を持っていました。「後宮はこんなにも色鮮やかで、同時に恐ろしい場所だったのか」と、視覚的に理解させられるのです。
声優の演技がキャラクターを補完する
また、壬氏の感情表現も見逃せません。小説では、壬氏の苦悩や猫猫への執着が文章で長く語られますが、アニメではそれを大塚剛央さんの演技が担っています。「声の震え」や「息遣い」だけで、文章数ページ分の感情を表現してしまうのですから、やはり声優さんは凄いですね。小説の「論理」とアニメの「感情」、この両方を摂取することで、『薬屋のひとりごと』は完全な体験になると私は思います。
薬屋のひとりごとのアニメと小説の違いを簡単に楽しむ方法
ここからは、「じゃあ具体的にどうやって続きを楽しめばいいの?」という疑問にお答えします。アニメの続きを読みたい方や、作品世界をもっと深く楽しみたい方に向けて、漫画版の選び方やおすすめの電子書籍サービスについてご紹介します。
薬屋のひとりごとの漫画はどっちがおすすめ?

実は『薬屋のひとりごと』には、コミカライズ(漫画版)が2種類同時に連載されているという、非常に珍しい状況にあります。これもまた、ファンを悩ませる最大の要因ですよね。「どっちを買えばいいの?」「内容は違うの?」と迷っている方のために、それぞれの特徴を比較表で整理しました。
| 漫画版の種類 | 掲載誌・出版 | 特徴・おすすめな人 |
|---|---|---|
| ねこクラゲ版 (ビッグガンガン版) |
スクウェア・エニックス 構成:七緒一綺 |
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| 倉田三ノ路版 (サンデーGX版) |
小学館 |
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この表は横にスクロールできます。

アニメの雰囲気に近いねこクラゲ版
まず、スクウェア・エニックスから出版されている「ねこクラゲ版(構成:七緒一綺)」について解説します。本屋さんで平積みされているのを見かけて、その表紙の美しさに惹かれた方も多いのではないでしょうか。
キャラの魅力全開!
最大の特徴は、なんと言っても絵の華やかさと可愛らしさです。キャラクターデザインがアニメ版に非常に近く、特にちびキャラになった時の猫猫の可愛さは破壊力抜群です。アニメのキービジュアルなどで見る猫猫のイメージそのままで読めるので、視覚的な違和感が全くありません。
ストーリー構成もアニメに近い展開を見せるため(というより、アニメがこちらの漫画版の演出を参考にしている部分もあると思われます)、アニメから入ったファンにとっては最も違和感なく読み進められるでしょう。ミステリーの複雑さよりも、キャラクター同士の掛け合いや、後宮エンターテインメントとしての楽しさを重視したい方には、迷わずこちらをおすすめします。
原作の情報を網羅する倉田三ノ路版
次に、小学館から出版されている「倉田三ノ路版」です。こちらは「猫猫の後宮謎解き手帳」というサブタイトルがついています。絵柄は少し劇画調というか、硬派でシリアスな雰囲気が漂います。一見すると「ちょっと怖いかな?」と思うかもしれませんが、読み進めるとその深みにハマります。
ミステリー好きはこちら一択
倉田版の特徴は、ミステリー要素や人間ドラマの演出が非常に巧みであることです。原作小説が持つ「情報の密度」を、漫画という媒体でしっかりと再現しようとする執念を感じます。セリフ量は多めですが、その分情報が正確です。
アニメやねこクラゲ版では省略されてしまった細かい推理のプロセスや、事件の背景にあるドロドロとした人間関係も丁寧に描かれていることが多いです。「なぜそうなったのか?」をしっかり理解したい、原作小説のファンに近い満足感を得たいという方には、こちらが合っているかもしれません。個人的には、事件の緊迫感はこちらの方が強く感じられました。
楽天Koboなら小説も漫画も全巻読める
ここまで紹介した「原作小説」「漫画(ねこクラゲ版)」「漫画(倉田三ノ路版)」ですが、これらを全て揃えようとすると結構な冊数になりますし、本棚のスペースも圧迫してしまいますよね。『薬屋のひとりごと』は長編シリーズなので、紙の本で買うと部屋が埋まってしまうのが悩みどころです。そこでおすすめなのが「総合電子書籍ストア【楽天Kobo】」でのまとめ読みです。
シリーズ作品は電子書籍が最強
楽天Koboなら、小説の最新刊から漫画のバックナンバーまで全て揃っていますし、スマホやタブレットでいつでもどこでも読むことができます。特に『薬屋のひとりごと』のように巻数が多く、かつ「小説と漫画を見比べたい」という作品の場合、電子書籍ならワンタップで切り替えられるので非常に快適です。「アニメで見たあのシーン、漫画だとどうなってるんだろう?」と思った瞬間に確認できるのは、電子書籍ならではのメリットですね。

私自身も、小説はKoboで買って、通勤中の電車内で少しずつ読み進めるのが日課になっています。文字の大きさも変えられるので、細かい字を読むのが疲れるという方にも電子書籍版の小説はおすすめですよ。
薬屋のひとりごとのアニメと小説の違いを簡単に総括

最後に、今回ご紹介した「薬屋のひとりごと アニメ 小説 違い 簡単に」に関するポイントをまとめます。長くなりましたが、以下の点を押さえておけば迷うことはありません。
- アニメは「書籍版小説」の1〜2巻が原作で、Web版とは異なる完成度がある
- ストーリーの大筋や重要なシーンの改変・カットはほぼないが、細かい順序変更はある
- 小説は「猫猫の独白・論理的推理」が詳しく、アニメは「映像美・声優の演技」が魅力
- アニメの続きを知りたいなら、小説の「3巻」から読むのが正解
- 漫画版は「可愛さのねこクラゲ版」「重厚さの倉田版」で選べるが、楽天Koboなら全種類まとめて読める
アニメも素晴らしい出来栄えでしたが、小説でしか味わえない猫猫の毒舌全開な思考や、より複雑なミステリーの世界も、ぜひ体験してみてくださいね。一度読み始めると、絶対に止まらなくなりますよ!それでは、アキラでした!


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