終末のワルキューレの黒幕はオーディン?目的は原初神復活か考察

こんにちは。漫画ワールドドットコム、運営者の「アキラ」です。
ラグナロクの激闘が続く中、多くの読者が気になっているのが、この戦いの裏で糸を引く黒幕の存在ではないでしょうか。特に北欧の最高神であるオーディンには、怪しい動きが多く見られますよね。彼がラグナロクを利用する目的とは一体何なのか、そしてラスボスとして立ちはだかるのは彼なのか、あるいはジークフリートとの関係はどうなっているのか。物語が進むにつれて見え隠れする彼の強さや能力、そして狂気的な一面から、目が離せません。
この記事では、作中の描写や伏線を徹底的に洗い出し、オーディン黒幕説の真相に迫ります。
- ベルゼブブとの会話で判明したオーディンの危険な本性がわかる
- ラグナロクの真の目的とされる原初神復活計画の全貌を理解できる
- 幽閉されたジークフリートやノストラダムスの行動の意味がつながる
- 今後の展開で誰がラスボスになるのか独自の考察を楽しめる
終末のワルキューレでオーディンが黒幕な理由
物語も中盤から終盤に差し掛かり、ついに「ただのトーナメントではない」という空気が濃厚になってきましたね。神と人類のタイマン勝負という熱い展開の裏で進行している陰謀。ここでは、なぜオーディンが黒幕だと断定できるのか、作中で描かれた決定的なシーンや伏線、そして彼の言動から読み取れる真意をもとに、徹底的に深掘りしていきます。
ベルゼブブが暴くオーディンの真意

物語が大きく動いたのは、やはり第85話から86話にかけての展開でしょう。これまで無口で不気味な存在感を放つだけだったオーディンの「化けの皮」が剥がれた瞬間でした。このシーンは、多くの読者が「やっぱりか!」と膝を打つと同時に、その底知れぬ狂気に戦慄した場面でもあります。
事の発端は、冥界の王ハデスの死後、その死に疑問を抱き調査を進めていたベルゼブブと、独自に動いていた釈迦が接触したことです。ベルゼブブは非常に鋭い洞察力を持っています。彼は、ラグナロクという前代未聞の闘争が、単なるゼウスの気まぐれやブリュンヒルデの挑発だけで成立しているわけではないことに勘づいていました。そして、その裏で長年「何か」を待ち続けていた存在として、オーディンを指名したのです。
廊下で対峙したベルゼブブ、釈迦、そしてオーディン。この緊迫感あふれる三つ巴の構図は最高でしたね。ベルゼブブは単刀直入に切り込みました。「貴方はずっと待っていた。このラグナロクという機会を」と。本来なら、神々の尊厳を守るべき最高神が、このような疑惑をかけられれば激怒して否定するのが筋です。しかし、オーディンの反応は全く違いました。
- 沈黙の肯定: 彼はベルゼブブの指摘を一切否定しませんでした。この沈黙こそが、図星であることを何よりも雄弁に語っています。
- 狂気の笑み: それまでの無表情が嘘のように、顔を歪めて狂気的な笑みを浮かべました。これは、自身の計画が露見したことへの焦りではなく、「ようやく理解者が現れたか」あるいは「もう隠す必要もない」という傲慢さの表れに見えます。
- 圧倒的な威圧感: その場にいた釈迦とベルゼブブというトップクラスの実力者二人が、瞬時に戦闘態勢を取らざるを得ないほどの殺気を放ちました。
この対峙によって、オーディンが単なる「北欧の代表」ではなく、ラグナロクというシステムそのものを利用しようとしている真の黒幕であることが確定しました。彼は神々の勝利や人類の滅亡といった表面的な結果には興味がなく、この戦いの裏で進行する自身の野望の達成だけを見据えているのです。普段はカラスたち(フギンとムニン)に喋らせて自分は黙っている彼が、自らの口で語り、感情を露わにしたこのシーンこそ、物語の転換点だと言えるでしょう。
オーディンの目的は原初神の復活か
では、黒幕であることが確定したオーディンの、その「真の目的」とは一体何なのでしょうか。作中の断片的な情報と、ベルゼブブの推理をつなぎ合わせると見えてくる答え、それが「原初神(アーキタイプ)の復活」です。
「原初神」という言葉、あまり聞き馴染みがない方もいるかもしれません。これは、ゼウスやオーディンといった現在の支配的な神々が生まれるよりも遥か昔、宇宙が開闢(かいびゃく)する以前、あるいは宇宙創造そのものに関わったとされる絶対的な存在を指します。ギリシャ神話で言えばカオスやガイア、北欧神話であればギンヌンガガプのような、存在そのものが概念に近いような神々のことです。
オーディンは、自身が「全知全能」と称される北欧の最高神であるにもかかわらず、現状の地位や力に満足していないようです。むしろ、現在の神界の秩序や、ゼウスが議長を務めるヴァルハラ評議会の体制そのものに、退屈あるいは苛立ちを感じている節があります。
なぜ原初神なのか?
今の神々ですら恐れるほどの強大な力を持つ「原初神」。これを復活させることで、オーディンは何をしようとしているのでしょうか。
一つの可能性は、「宇宙の再編」です。既存の世界を一度無に帰し、原初神の力を使って、自分にとって理想的な新しい世界を創造しようとしているのかもしれません。
もう一つの可能性は、純粋な「力への渇望」です。かつての絶対的な力を手に入れ、ゼウスをも超える真の最強神として君臨したいという、シンプルかつ強欲な願いかもしれません。
また、オーディンには「北欧神話におけるラグナロク(神々の黄昏)」という運命がつきまとっています。神話ではフェンリルに飲み込まれて死ぬ運命にある彼が、その運命に抗うため、あるいは運命そのものを書き換えるために、既存の理(ことわり)を超越した原初神の力を求めているとも考えられます。彼にとってラグナロクは、神話通りの滅びの道ではなく、新たな始まりへのステップなのかもしれません。
ラグナロクは復活の儀式だった

私たち読者は第1話からずっと、「ラグナロク=神と人類が存亡をかけて戦うトーナメント」だと思って熱狂してきました。しかし、オーディンの視点に立つと、この戦いは全く別の意味を帯びてきます。それは、原初神復活のための大規模な儀式(エネルギー回収システム)であるという説です。
この考察の根拠となるのが、本作における「死」の設定です。通常、人間が死ぬと魂になりますが、ラグナロクは「魂同士の戦い」です。ここで敗北し、消滅した魂は、輪廻転生の輪に戻ることなく、ニブルヘル(霧の国)へと送られ、完全に砕け散って宇宙の塵となります。これを「ニブルヘルの塵」と呼びますが、この設定が非常に重要です。
考えてみてください。神話級の最強の神と、人類史上最強の英傑たち。彼らの魂は、一般的な魂とは比較にならないほど高密度で強大なエネルギーを秘めているはずです。その魂が激突し、極限まで高まった状態で砕け散った時、どれほどのエネルギーが放出されるでしょうか。
オーディンは、この「魂が消滅する瞬間のエネルギー」を収集し、原初神を蘇らせるための燃料(炉にくべる薪)にしている可能性が高いのです。
もしこの説が正しければ、オーディンにとっては「神側が勝つか、人類側が勝つか」なんてことはどうでもいいことになります。重要なのは、「どちらでもいいから、できるだけ強く、密度の高い魂が消滅すること」だけ。彼が試合中、味方である神が負けてもそれほど悔しがらず、むしろ激戦になって死者が出ることを望んでいるような態度を見せるのはそのためでしょう。
ブリュンヒルデもまた、人類を救うため、あるいはジークフリートを救うためにこの仕組みを利用している可能性がありますが、オーディンの計画の規模はそれを遥かに上回る、宇宙規模の凶悪なものであると言えます。
オーディンの強さと狂気の描写

黒幕としての格を裏付けるためには、圧倒的な「強さ」が必要です。オーディンはまだ本格的な試合には出場していませんが、随所で見せる描写から、その実力が底知れないものであることがわかります。
まず、彼の周囲に漂う独特のオーラです。彼が感情を昂らせたり、殺気を放ったりすると、周囲の空気が重く淀み、黒いモヤのようなものが発生します。作中では、このオーラに触れた植物が一瞬で枯れ果てたり、生命力を奪われて崩壊したりする描写がありました。これは単なる物理的な破壊力ではなく、「腐敗」「老化」「消滅」といった概念的な干渉能力を持っていることを示唆しています。
また、北欧神話におけるオーディンといえば、最強の魔槍「グングニル」の使い手です。神話では「投げれば必ず当たる」という因果律に干渉する能力を持っていますが、本作ではさらに凶悪なアレンジが加えられているでしょう。先ほどの「腐敗」の能力と組み合わせれば、「かすっただけで相手を腐らせて消滅させる必中の槍」となるかもしれません。想像するだけで恐ろしいですね。
狂気こそが彼の本質
そして何より恐ろしいのが、彼の精神性です。普段は両肩のカラスたちが騒ぎ立て、本人は威厳ある沈黙を保っていますが、ひとたび口を開けばそこにあるのは狂気です。自分の息子であるトールや、他の北欧神話の神々に対しても、どこか道具として見ているような冷徹さを感じます。
「目的のためなら、世界がどうなろうと知ったことではない」。そんな純粋すぎるエゴイズムと、それを実行に移すだけの圧倒的な力。これこそが、ゼウスとはまた違ったベクトルで最強の神と呼ばれる所以であり、ラスボスに相応しい資質だと言えるでしょう。
ノストラダムスが予言する未来
ここで、人類側のキーパーソンであるノストラダムスについても触れておかなければなりません。彼は「人類史上唯一、冥界(ヘルヘイム)に落とされた男」として紹介されました。その理由が非常に興味深いのです。彼は、天界と人間界などをつなぐ虹の橋「ビフレスト」を破壊しようとした罪で幽閉されていました。
なぜ、彼はビフレストを壊そうとしたのでしょうか? 作中では「退屈だったから」「面白そうだったから」といった、いかにもジョーカーらしい理由が語られていますが、本当にそれだけでしょうか? 私には、もっと深い意図があったように思えてなりません。
おそらく、ノストラダムスはその予言能力(あるいは卓越した洞察力)によって、オーディンの計画にいち早く気づいていたのではないでしょうか。ビフレストは単なる移動手段ではなく、オーディンが各世界からエネルギーを集めたり、原初神復活の儀式を行うための「回路」や「パイプライン」のような役割を果たしている可能性があります。
ノストラダムスは、ビフレストを破壊することで物理的にその回線を切断し、オーディンの野望を未然に防ごうとした。しかし、それを神々に(あるいはオーディン本人に)阻止され、口封じも兼ねて冥界に落とされた……と考えると、すべての辻褄が合います。
ブリュンヒルデが彼を「ジョーカー」として温存しているのも、単に戦闘力が高いからというだけでなく、この「オーディンの計画を知る男」としての情報を重要視しているからかもしれません。今後の展開で、彼が語る「真実」が物語を大きく動かすことは間違いないでしょう。
終末のワルキューレの黒幕オーディンの今後
さて、オーディンの目的が「原初神の復活」であると仮定した場合、これからの物語はどう転んでいくのでしょうか。ここからは、まだ明かされていない謎や、今後の展開についての考察を深めていきます。坂田金時の動きやジークフリートの存在など、目が離せない要素が満載です。
幽閉されたジークフリートとの関係

物語の裏側で、もう一つ大きな謎として存在するのが、タルタロス(奈落)に厳重に幽閉されている英雄ジークフリートです。ブリュンヒルデの恋人であり、「ドラゴン殺し」の逸話を持つ彼が、なぜこれほどまでに厳重に拘束されているのでしょうか。
これには間違いなく、オーディンの意志が絡んでいます。最も有力な説は、ジークフリートが原初神復活のための「触媒」あるいは「生贄(器)」として必要不可欠であるというものです。
ジークフリートは、神話において非常に特殊な立ち位置にいます。半神半人のような性質を持ち、神をも殺せる力を持つ英雄。そんな彼だからこそ、強大すぎる原初神の魂を受け入れる「器」として、あるいは復活の儀式を起動するための「鍵」として選ばれたのではないでしょうか。オーディンにとって彼は、ただの囚人ではなく、計画の最終段階に必要な「最重要パーツ」なのです。
ブリュンヒルデの悲壮な決意
もしジークフリートが生贄として狙われているなら、ブリュンヒルデがラグナロクを起こした真の動機も見えてきます。彼女は人類を守るという大義名分を掲げつつ、実はラグナロクの混乱に乗じてオーディンの隙を作り、ジークフリートを救出することこそが本当の目的だったのかもしれません。ゲルをはじめとする妹たちを武器に変えてでも成し遂げたい悲願。そう考えると、彼女の冷徹な振る舞いにも納得がいきます。
オーディンはラスボスになるのか

「終末のワルキューレ」のクライマックスにおいて、誰が最後の敵(ラスボス)になるのか。これは読者の間でも常に議論されているテーマです。現状の黒幕ムーブを見る限り、オーディンがその座に就く可能性は非常に高いでしょう。
彼が第13回戦、あるいはルール変更による第14回戦で登場し、圧倒的な絶望感をもって人類代表(おそらくノストラダムスか、救出されたジークフリート)の前に立ちはだかる。これは王道の展開です。しかし、ここでもう一つ、さらに恐ろしいパターンを想定しておく必要があります。
それは、オーディンが復活させた原初神そのものがラスボスになるという展開です。オーディンですら制御できないほどの力が暴走し、会場にいる神々も人類もすべてを飲み込もうとする。そうなれば、もはや試合形式の戦いではなくなります。生き残ったゼウスやトール、そして人類側の戦士たちが、種族の垣根を超えて共闘し、世界の崩壊を食い止める……そんな「総力戦」の展開も十分にあり得ます。
| パターン | 展開予想 | ドラマ性 |
|---|---|---|
| オーディン本人がラスボス | 自ら計画の仕上げとして最終戦に出場。グングニルと腐敗の力で絶望を与える。 | 因縁の決着として美しい |
| 復活した原初神がラスボス | オーディンの制御を離れて暴走。神と人類の共闘ルートへ突入。 | サプライズとスケール感 |
| ジークフリート(闇落ち) | 原初神の器として利用され、自我を失い敵として立ちはだかる。ブリュンヒルデ絶望。 | 悲劇的で感情移入度が高い |
ビフレスト破壊の真の意味とは
先ほどのノストラダムスの項でも触れましたが、ビフレストへの干渉は、今後の展開における重要な伏線です。オーディンは、外部からの侵入や脱走を防ぐため、あるいはエネルギーの供給ルートを確保するために、ビフレストを厳重に管理しているはずです。
もし今後、物語の中で再びビフレストが破壊される、あるいは機能不全に陥るようなことがあれば、それはオーディンの計画崩壊の狼煙(のろし)となるでしょう。では、誰がそれを成すのか?
考えられるのは、やはりジョーカーであるノストラダムス。あるいは、試合の外で動いている他の勢力です。神々の中にも、オーディンの独断専行を快く思っていない者はいるはず。例えば、ギリシャ神話勢の生き残りや、他のパンテオンの神々が、事態の深刻さに気づいてビフレストを封鎖するかもしれません。「ビフレストを巡る攻防」が、ラグナロクの試合と並行して描かれるサブプロットとして重要になってくるでしょう。
坂田金時の救出劇と今後の展開
そして、忘れてはならないのが、人類最強の「ゴールデンボーイ」こと坂田金時の動向です。彼は釈迦の個人的な依頼を受け、ラグナロクの闘技場を離れて単独行動をとっています。彼の任務は、タルタロスへの潜入、そしてジークフリートの調査(あわよくば救出)です。
この「金時パート」は、ラグナロクの勝敗とは別の軸で進行しており、物語の結末を左右する極めて重要な要素です。金時は魔除けや怪力といった伝承を持つ日本の英雄ですが、本作ではどのような能力を持っているのかも気になりますね。おそらく、隠密行動や対魔物に特化した能力を持っているのではないでしょうか。
もし金時がジークフリートの救出に成功すれば、オーディンの計画(生贄による復活)は根底から覆ります。手札を失ったオーディンが、なりふり構わず実力行使に出てくるきっかけになるのが、この金時の救出劇成功のタイミングかもしれません。試合会場での熱戦の裏で繰り広げられる、金時vs冥界の番人たちの戦いにも期待が高まります。
終末のワルキューレの黒幕オーディンまとめ
今回は、「終末のワルキューレ オーディン 黒幕」というテーマで、彼の目的や今後の展開について、かなり深くまで考察してきました。長文にお付き合いいただきありがとうございます。
現状判明している情報と、ここまでの伏線を整理すると、以下のことが言えます。
- 確定事項: オーディンはラグナロクを利用して何かを企んでおり、その本性は狂気に満ちている。
- 最有力の目的: 魂の消滅エネルギーを利用した「原初神(アーキタイプ)」の復活。
- 重要な鍵: 幽閉されたジークフリートは計画の「生贄」や「器」である可能性が高い。
- 希望の光: 坂田金時の救出ミッションと、ノストラダムスの隠された意図が、オーディンの野望を砕く鍵になる。
「終末のワルキューレ」は、単なるバトル漫画の枠を超え、神話の解釈や複雑な陰謀が絡み合う重厚なストーリーへと進化しています。オーディンという巨大な悪(あるいは変革者)に対し、人類と神々がどのような答えを出すのか。これからの展開を、一緒に固唾を飲んで見守りましょう。
※この記事の考察は、最新話までの情報を元にした独自のものです。正確な情報はぜひ原作マンガや公式サイトで確認してみてください。


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